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柳瀬 陽一 (Youichi Yanase)
所属: 京都大学理学研究科物理学第一教室 教授
専門分野: 凝縮系の物性理論
特に強相関電子系(重い電子系、遷移金属酸化物など)、トポロジカル物質、 ランダムフェルミオン系、 冷却原子気体の理論。 非自明な対称性やトポロジーを持つ量子物質相(超伝導・超流動・トポロジカル物質・磁性・多極子など)の研究を、あるときは数理的にあるときは実践的に行っています。
連絡先
経歴と自己紹介
研究業績
(著書、レビュー、論文、解説、招待講演、受賞など)
遊び
予定表
グループメンバー
大学院生、PD募集
最近の研究活動
2016年12月
M1の渡邉光君が物性領域横断研究会においてポスター賞を受賞しました。
2016年11月
豊田理研ワークショップ「キラル対称性の電磁応答」において講演をしました。
2016年10月
国際ワークショップ「革新的原子層科学」において招待講演をしました。
2016年9月
日独シンポジウムにおいて招待講演をしました。
2016年5月
M2の大同彬人君と角田峻太郎が新学術領域 J-Physics 領域研究会でポスター賞を受賞しました。
Swiss-Japan workshop において招待講演をしました。
国際会議 Strongly correlated electron systems において講演をしました。
2016年2月
高温超伝導の発見者であるBednorz氏が来訪されましたので、氏を囲む夕食会に参加しました。
韓国から東陽一さん が来訪されました。我々との共同研究に加えて、最近韓国でされている研究についてお話を聞くことができました。
2016年1月
東海村で開催された第17回Crossroads研究会で講演をしました。
香港からK. T. Law が来訪されました。学生さんんも一緒にじっくりと議論できました。
2015年12月
理研Topical meeting "Emergent 2D materials"で講演をしました。
新学術領域「トポロジカル物質科学」領域研究会で講演をしました。
小林伸吾さん(名古屋大学)が来訪されました。大変有益な議論をすることができました。
2015年11月
理研Topical meeting "Oxide interfaces"で講演をしました。
新学術領域「トポロジカル物質科学」研究会「ワイル半金属・超伝導」で講演をしました。
荒川さん(理研)が滞在されました。いろいろと有益な議論をしていただきました。
2015年10月
東海村で開催された第16回Crossroads研究会で講演をしました。
2015年9月
塩崎さん(Univ. of Illinois)が来訪されました。久し振りにお会いしてじっくりと議論することができました。
新学術領域J-Physicsのキックオフミーティングがあり、発表しました。 今後の研究が大きく花開くよう頑張ります。
日本物理学会で吉田君、高松君、中村君、人見君が発表しました。
首都大学で開催された国際シンポジウムで中村君と人見君が発表しました。
2015年8月
国際会議M2S2015で講演をしました。講演後に幾つかの議論の申込みもあり、有益な会議でした。
2015年7月
新学術領域J-Physicsが採択されました。これから5年間の大型プロジェクトです。とても嬉しいです。
2015年6月
昨年学位を取得した吉田智大君の論文がPhys. Rev. Lett. に出版されることが決定しました。
基礎物理学研究所で開催された多自由度超伝導に関する研究会で講演をしました。
東海村の原子力機構でURu2Si2の超伝導に関するセミナーをしました。
2015年5月
昨年学位を取得した丸山大輔君の論文がJ. Phys. Soc. Jpn. に出版されました。
2015年4月
京都大学理学研究科凝縮系理論研究室に加わりました。
新たな研究グループを立ち上げます。今後の発展にどうぞ御期待下さい。
2015年3月
新潟大学の研究グループを一旦解散しました。
6名いた学生のうち3名は私と一緒に京都大学へ異動します。
2名は民間企業へ、1名は学習院大学宇田川グループにPDとして加わります。
新潟の恵まれた地盤で研究・教育活動をさせていただいたことに感謝します。
特に研究グループに加わってくれた8名の学生さんに感謝します。
2015年2月
京都大学の塩崎謙さんが当研究室に滞在されました。
その間にトポロジカル絶縁体・超伝導の分類学に関する講演をしていただきました。
一週間の滞在でしたのでじっくりと議論することが出来ました。
修士論文発表会が行われ、M2の人見君と渡辺君が発表しました。
2人とも、この2年間に頑張って研究した結果が実りある成果に結びつきました。
東大物性研の多田靖啓さんが来訪されました。
強磁性超伝導体に関するコロキウムと重い電子系人工超格子に関するインフォーマルセミナーをしていただきました。
ともに興味深いお話しでした。
2015年1月
理研の森本高裕さんが来訪されました。トポロジカル絶縁体・超伝導に関する講演をしていただきました。 大変有益な議論をすることが出来ました。
2014年12月
東北大で開催された黎明ICC-IMR国際ワークショップで講演を行いました。 ネマティック秩序と共存するカイラル超伝導について発表しました。
広島市で開催されたカイラル磁性に関する国際シンポジウムで講演を行いました。 超伝導体における螺旋、ソリトン、スカーミオン構造について発表しました。
京都大学で開催された国際会議TQP2014に参加しました。 柳瀬、吉田、高松、人見が発表を行いました。
名古屋大学の田仲由喜夫先生が来訪されました。 アンドレーエフ束縛状態とトポロジカル超伝導に関するセミナーをしていただきました。
2014年11月
東大工学系研究科の速水賢さんが来訪されました。大変有意義な議論ができました。
京大基礎物理学研究所で開催された滞在型ワークショップNQS2014 において招待講演を行いました。
2014年10月
Japan-Swiss workshop で招待講演を行いました。 重い電子系のトポロジカル結晶超伝導について発表しました。
東大物性研で開催されたスクッテルダイトに関する研究会でM2の人見君が発表をしました。
京大基礎物理学研究所で開催された研究会 「多自由度電子状態と電子相関が生み出す新奇超伝導の物理」 において招待講演を行いました。
2014年9月
大学院生5名が日本物理学会(中部大学)で研究成果を発表しました。
私は重い電子系のシンポジウムで講演し、一般講演でトポロジカル超伝導に関する発表をしました。
2014年7月
大学院生6名(全員)がフランス・グルノーブルで開催された国際会議SCES2014 に参加し、ポスター発表をしました。
私は残念ながら不参加でしたが、みなさん楽しく過ごして来られたようで良かったです。
2014年6月
新学術領域トポロジカル量子相第16回集中連携研究会にて講演をしました。 人工超格子や人工界面におけるトポロジカル超伝導について発表しました。
国際シンポジウム"New Horizon of Strongly Correlated Physics”(NHSCP2014)にて 招待講演をしました。 Sr2RuO4やURu2Si2におけるカイラル超伝導について発表しました。
2014年5月
"OIST International Workshop on Novel Quantum Materials and Phases" にて招待講演をしました。
沖縄科学技術大学院大学に初めて行きました。 まるで海外の大学みたいな雰囲気でした。
2本のショートレビューがJPSJのSpecial topics として出版されました。
一つは
局所的な空間反転対称性がない系の超伝導のレビュー
です。
もう一つが
スピン三重項超伝導のレビュー
です。
千葉大学理学研究科で集中講義をしました。 実力派の学生さんがたくさんいて、良い刺激をいただきました。
講義期間中に風邪をひいてしまい、聞き苦しい声で講義をすることになり 申し訳ありませんでした。
2014年4月
今年度から吉田君(D3)、高松君(D2)、中村君(D1)、の3名が学振特別研究員に採用されました。
おめでとうございます。今後のさらなる飛躍を期待しています。
2014年3月
企業研究会主催CAMMフォーラムにてゲスト講師を務めました。
産業界の方に対して研究報告を行うことはあまりないので、よい機会をいただきました。
東海大学で開催された日本物理学会において、吉田君、高松君、中村君、人見君の4名が口頭発表をしました。
渡辺君がポスター発表をしました。皆さん盛況な発表だったようでなによりでした。
2014年2月
中村康晴君と小野澤景介君が修論発表会を無事終えました。おめでとうございます。
2013年12月
柳瀬と高松君(D1),中村君(M2)が渦糸国内ワークショップで研究成果を発表しました。
アットホームで楽しいワークショップでした。
柳瀬と吉田君(D2),丸山君(D2),高松君(D1),人見君(M1)が
新学術領域「トポロジカル量子相」第4回領域会議でポスター発表をしました。
学際的な会議でとても良い勉強ができました。
2013年11月
吉田君(D2)の局所的なパリティがない系のパリティ混成型超伝導に関する論文
がJ. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
物性研短期研究会「強相関電子系における局所対称性の破れと量子物性」 で講演をしました。
中村君(M2)が国際会議(NS22013)でポスター発表をしました。
茨城大学理工学研究科で集中講義をしました。
学生さんが熱心に聴講してくれました。
2013年10月
沖縄で開催された国際ワークショップ TQP2013 に参加し、招待講演を行いました。
3次元ジグザグ格子系における磁気電気効果関する論文
が J. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
スピン軌道相互作用が誘起するネマティック秩序に由来する現象です。 久しぶりに超伝導ではない分野の研究をしました。
スイスのローザンヌで開催されたSwiss-Japan workshop 2013 に参加し、招待講演を行いました。
超電導Web21 2013年10月号「読者の広場」コーナーで読者のQ&Aに回答しました。
2013年9月
徳島大学で開催された日本物理学会に参加しました。
柳瀬、高松、中村が口頭発表を行い、吉田、丸山がポスター発表をしました。
M1の渡辺、人見も参加しました。
それぞれにとって有意義な学会になりました。
2013年8月
国際会議SCES2013で招待講演をしました。
大学院生の吉田、丸山、高松、中村の4名はポスター発表をしました。 それぞれ盛況だったようで、有意義な国際会議になりました。
2013年7月
吉田君の研究成果が7月5日付の科学新聞に掲載されました。
2013年6月
J. Phys. Soc. Jpn. の"Papers of Editor's Choice"に選ばれた吉田君(D2)の論 文の解説が
"News and Comments"
に掲載されました。
京都大学の藤本聡さんに書いていただきました。
琉球大学にて開催された強相関f電子系研究会において講演をしました。
新学術領域「トポロジカル量子相」第14回集中連携研究会において講演しました。
局所的な空間反転対称性がない超伝導に関する研究成果を報告しました。
新学術領域「トポロジカル量子相」第13回集中連携研究会において講演しました。
SrTiO3/LaAlO3界面の多軌道型超伝導に関する研究成果を報告しました。
新学術領域「トポロジカル量子相」第12回集中連携研究会において講演しました。
Sr2RuO4におけるスピン三重項超伝導に関する研究成果を報告しました。
2013年5月
吉田君(D2)の論文
がJ. Phys. Soc. Jpn. の"Papers of Editor's Choice" に選ばれました。
おめでとうございます。
丸山君(D2)の空間反転対称性がない超伝導に関する論文がJ. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
中村君(M2)のSrTiO3/LaAlO3界面超伝導に関する論文がJ. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
柳瀬グループの学生としては、これまでで最も早い時期に論文がでました。
2013年4月
吉田君(D2)の局所的な空間反転対称性がない超伝導に関する論文が J. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
新種のFFLO超伝導相を発見し、複素ストライプ相と名づけました。
高松君(D1)のスピン三重項超伝導に関する論文
が J. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
Sr2RuO4のc軸磁場中相図を予言した面白い論文です。
2013年3月
広島大学で開催された日本物理学会に参加しました。
大学院生の丸山君、吉田君、高松君、川辺君、中村君が研究成果を発表しました。
私はシンポジウムでパリティ混成系の超伝導について講演しました。
2013年2月
Sr2RuO4の[001]界面近傍のスピン三重項超伝導状態に関する論文
が J.Phys.Soc.Jpn.に出版されることが決定しました。
D1の丸山君の論文
がJ.Phys.Soc.Jpn.に出版されることが決定しました。
黎明国際ワークショップに参加し、招待講演をしました。会議の休み時間にもいろいろな方と議論ができ、大変に有意義なワークショップでした。
2013年1月
重い電子系研究奨励賞を受賞しました。 賞をいただいたことに恥じない研究をこれからも続けていきたいと思います。
新学術領域「重い電子系の形成と秩序化」第4回研究会で講演をしました。
物性研究所共同利用・CCMS・元素戦略 合同研究会「計算物性物理学の新展開」 で招待講演をしました。
2012年12月
京都大学理学部で特別講義「エキゾチック超伝導ミニマム」を行いました。
40人を超える学生さんが聴講してくれました。
熱心な質問が休憩時間も続き、楽しく議論することができました。
2012年11月
当研究室で実施している未来の科学者養成講座に在籍中の高倉隼人君(高田高校2年生)が 全国発表会で優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
2012年10月
D1の吉田君の論文
がPhys. Rev. B に出版されました。なかなか面白い論文です。
京都大学の実験グループとの共著論文
がPhys. Rev. Lett. に出版されました。
2012年9月
グルノーブルで開催された Japan-French workshop で講演をしました。 いつ行ってもグルノーブルは楽しいところです。
理化学研究所で開催された Swiss-Japan workshop で講演をしました。 旧知の方々と会うことができました。
横浜国立大学で開催された日本物理学会に参加しました。 大学院生の丸山君、吉田君、高松君が研究成果を発表しました。
みなさん立派な発表で、他大学の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。
2012年8月
第57回物性若手夏の学校で講義を行いました。
熱意あふれる学生さんが多く集まる場での講義は大変刺激的でした。
時間の都合で空間反転対称性がない超伝導についてお話しできなくなり、 申し訳ありませんでした。
2012年7月
韓国で開催された国際会議ICM2012でM2の高松君が研究成果を発表しました。
なかなか楽しい会議だったようでなによりです。
広島大学に出張し、局所的な空間反転対称性の破れについて議論をしました。
ドレスデンのThalmeir 氏が新潟大学を来訪されました。
ミニ研究会が開催され、バンケットには斯波弘行先生も来られました。
2012年6月
北海道大学で開催された重い電子系の磁性と超伝導に関する研究会に参加しました。
大変有意義な研究会でした。また、北海道大学の旧知の方々ともお会い出来ました。
2012年5月
名古屋大学で開催されたトポロジカル量子相国際会議に参加しました。
M2の高松君は初めての国際会議での発表をしました。多くの方に議論してもらい非常に有意義だったようです。
2012年4月
愛媛大学で開催されたウラン系超伝導に関するミーティングに参加しました。
歴史ある研究テーマに対する有意義な討論会でした。
2012年3月
「固体物理」6月号に「スピン軌道相互作用と結晶中の電子状態」第三回が掲載されました。
これが最終回になります。思っていた以上に反響のあるシリーズでした。
日本物理学会においてスピン三重項超伝導に関する講演をしました。
学生の丸山君と吉田君が口頭講演を、高松君がポスター講演をしました。 3名とも上々の発表でした。
2012年2月
M2の吉田智大君と丸山大輔君が修士論文発表会でこれまでの発表成果をしました。
彼らは当グループで初めての修士号を取得することになります。
京都大学GCOEシンポジウム「階層の連結」
において招待講師を務めました。
東京大学物性研究所共同利用スーパーコンピューター成果報告会「計算科学の課題と展望」
において講演をしました。
2012年1月
M2の吉田智大君と丸山大輔君が
新学術領域「重い電子系」ワークショップ
〜超伝導、多極子の物理における最近の話題〜
において講演をしました。
吉田君には口頭講演の機会が与えられました。
冷却原子気体に関するワークショップUSS2012
において招待講演をしました。
「物性研究」に解説「強相関電子系の異方的超伝導 −BCS理論からエキゾティック超伝導へ−」 が掲載されました。
2011年12月
強相関電子系理論の最前線 - 若手によるオープン・イノベーション - において講演を行いました。
時間をかけて徹底的に議論する熱い討論会でした。
滞在型国際ワークショップNQS2011において招待講演を行いました。
CeCoIn5が示す様々なエキゾチック超伝導について発表しました。
第4回基礎物理セミナー合宿に参加し、招待講演を行いました。
学生さんを中心とする若手研究者の間で徹底的に議論する楽しい合宿でした。
丸山大輔君の論文がJ.Soc.Phys.Jpn.に掲載されることが決定しました。
各所で高い評価をいただいた論文です。今後の展開も楽しみです。
2011年11月
吉田智大君の論文がPhys. Rev. A に掲載されることが決定しました。
吉田くんは柳瀬グループの1期生です。当グループの学生を筆頭著者 とする初めての学術論文となりました。
新潟大学において、新学術領域「重い電子系」ワークショップを開催しました。
若手研究者から大物物理学者まで総勢80名を越える参加者が集まり、熱い議論が行われました。
柳瀬グループからは、修士2年の吉田智大君と丸山大輔くんが口頭講演をしました。
国際会議TOKIMEKI2011に出席し、口頭講演を行いました。
局所的な空間反転対称性を持たない超伝導について発表しました。
「物性研究」の「超伝導・超流動研究の接点」シリーズとして 解説「スピン三重項超伝導体のdベクトル」が掲載されました。
2011年9月
チューリッヒで開催された Japan-Swiss workshop 2011 で招待講演をしました。
多層系超伝導体のスピン軌道相互作用について発表しました。
日本物理学会で若手奨励賞受賞記念講演を行いました。
この10年くらいの研究についてその一部を抜粋してお話しました。
日本物理学会のシンポジウム「遍歴磁性と超伝導」で講演をしました。
スピン三重項超伝導体のdベクトルについてこれまでの研究成果をまとめました。
新学術領域「重い電子系の形成と秩序化」主催の若手秋の学校で講師を務めました。
会場となった高野山には独特の雰囲気があり、秋の学校にはとても良い場所でした。
2011年8月
韓国のアジア太平洋理論物理学センター(APCTP)に滞在し、冷却原子気体のFFLO 超流動についてセミナーをしました。
国際会議LT26のサテライト"Localisation2011"に参加し、招待講演をしました。
ダイヤモンドの超伝導絶縁体転移に対する研究を紹介しました。
M2の吉田智大君と丸山大輔君が北京で開催された国際会議LT26で研究発表をしました。
2人とも始めての国際会議でしたが、立派に発表してきたようです。
私は参加しませんでしたが、他の参加者の話ではなかなか好評だったとのことでした。
2人とも元気に帰ってきました、と言いたかったところですが、2人とも風邪を引いて帰ってきました。
M2の吉田智大君と丸山大輔君が釜山で開催された国際会議で研究発表をしました。
2人にとっては始めての口頭講演が国際会議での英語講演となりました。
2011年7月
新学術領域「トポロジカル量子相」「重い電子系」連携研究会において招待講演をしました。
他の参加者の方と有意義な議論が出来ました。
「固体物理」6月号に「スピン軌道相互作用と結晶中の電子状態」第二回が掲載されました。
2011年6月
新学術領域「重い電子系の形成と秩序化」第3回研究会において口頭発表をしました。
M2の吉田智弘君と丸山大輔君もポスタ−発表をしました。
「固体物理」誌にて連載を開始しました。
神戸大学の播磨尚朝氏と共著です。
「スピン軌道相互作用と結晶中の電子状態」というタイトルです。
第一回が5月号に掲載されました。
2011年4月
科学研究費補助金:
新学術領域「重い電子系の形成と秩序化」の公募班に採択されました。
今後2年間、このプロジェクトの一員として活動します。
研究グループに2名の大学院生が加わりました。高松周平君と川辺俊介君です。
着任後1年半が経ち、研究室も少しづつ賑やかになってきました。
彼らの今後の活躍に期待したいと思います。
2011年3月
日本物理学会で招待講演をする予定でしたが、震災のために学会が中止になって しまいました。
修士1年生の吉田智大君と丸山大輔君も口頭発表を予定していました。
やむを得ないこととは言え、貴重な講演の機会を失ったのは残念なことでした。
2011年2月
名古屋大学の矢田圭司さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演をしていただきました。
スイス連邦工科大学(ETH)に出張し、 冷却原子気体の超流動に関するセミナーをしました。
フランス原子力庁(CEAグルノーブル)に出張し、 重い電子系超伝導に関するセミナーをしました。
2011年1月
最近の研究に関する解説が科学雑誌「パリティ」2011年2月号に掲載されました。
2010年12月
神戸大学理学研究科物理学専攻で「超伝導・超流動の物理」 について集中講義を行いました。 元気な学生さん達が聞きに来てくれました。
また、物性セミナーでスピン三重項超伝導に関するセミナーをしました。
スピン軌道相互作用がある多軌道の磁性と超伝導に関する東京大学の宇田川将文さんとの共同研究の成果が J. Phys. Soc. Jpn. に出版されました。
ルイジアナ州立大学のIlya Vekhter さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演をしていただきました。
空間反転対称性が破れた超伝導やFFLO超伝導について議論しました。
2010年11月
名古屋大学の田仲由喜夫さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演をしていただきました。
日本物理学会若手奨励賞(領域8)を受賞しました。
この賞の価値を下げることがないよう、今後も精進したいと思います。
物性科学領域横断研究会に参加し、ポスタ−発表をしました。
2010年10月
復旦大学の Yan Chen さんが来訪されました。
FFLO超伝導・超流動について議論しました。
国際ワ−クショップ "Novel Phenomena in Integrated Complex Sciences"
に参加し、招待講演を行いました。
岡山大学に出張し、町田研究室でセミナーをしました。
2010年9月
慶応大学の Giacomo Marmorini さんが来訪されました。
セミナーをしていただきました。 また、冷却原子気体の超流動と素粒子物理学の接点について議論しました。
日本-スイス共同ワ−クショップ "New Trends in Theory of Correlated Materials" (NTTCM)
に参加し、招待講演を行いました。
重い電子系国際会議 "International Conference on Heavy Electrons 2010" (ICHE2010)
に参加し、招待講演を行いました。
日本物理学会に参加し、講演を行いました。
2010年8月
科学雑誌「パリティ」にFFLO超伝導・超流動に関する解説が掲載されることにな りました。 掲載は12月あるいは来年2月になるそうです。
大阪大学の伏屋雄紀さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演していただきました。 また、新潟大学の実験グループと共に議論していただきました。
FFLO超伝導に関する論文が J. Phys. Condens. Matter, の特集号 "Strongly Correlated Electorn Systems" に掲載されることが決定しました。
東京大学の荒川直也さんが来訪されました。
鉄系高温超伝導の理論について議論しました。
東京大学の遠藤晋平さんが来訪されました。
冷却原子気体の超流動について議論しました。
新潟大学ナノエレ・特進・ベンチャー合同研究会で講演をしました。
2010年7月
アメリカ・サンタフェに出張しました。
国際会議 "Strongly Correlated Electron Systems"
に参加し、招待講演を行いました。
スイス連邦工科大学の Manfred Sigrist さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演していただきました。 また、今後の共同研究について相談しました。
2010年6月
重い電子系超伝導体URu2Si2に関する京都大学を中心とするグループとの共同研究の成果
が J. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
スプリング8に出張し、
原子力機構・兵庫県立大合同物性コロキウム
で講演をしました。
東京大学駒場キャンパスに出張し、
駒場物性セミナー
で講演をしました。
2010年5月
国際会議 USS-2010
に参加し、招待講演をしました。
スピン三重項超伝導に関する論文
が J. Phys. Soc. Jpn. に掲載されることが決定しました。
東京工業大学の井澤公一さんが来訪されました。
物性理論コロキウムで講演していただきました。 また、最近の研究について議論していただきました。
2010年3月
日本物理学会(岡山大学)に参加しました。
国際会議 PSM2010 に参加し、ポスター講演をしました。
2010年2月
日本物理学会誌2月号にFFLO超伝導に関する論文の平易な解説が掲載されました。
スイス連邦工科大学チューリッヒ校 (ETH-Zurich) に出張し、 共同研究およびセミナーをしました。
2009年12月
FFLO超伝導に関する研究成果が12月4日付けの科学新聞で紹介されました。
(新学術領域「重い電子系」による紹介)
冷却原子気体のFFLO超流動に関する論文
が Phys. Rev. B に掲載されました。
また、この論文が Virtual Journal of Atomic Quantum Fluids に選ばれました。
2009年11月
我々の論文が J. Phys. Soc. Jpn. の注目論文 "Papers of Editor's Choice" に 選ばれました。
また、"News and Comments" において紹介されました。
(新学術領域「重い電子系」による紹介)
(特定領域「スーパークリーン」による紹介)
第3回物性科学領域横断研究会でポスター講演をしました。
2009年10月
新潟大学理学部物理学科に異動しました。 物性理論グループ准教授として、研究・教育活動を展開します。
2009年9月
国際会議 M2S
でポスター講演をしました。
国際会議 Nobel Spin Pairing 2009
で招待講演をしました。
大阪大学 G-COE 若手秋の学校
で特別講演をしました。
日本物理学会(熊本大学) で講演をしました。
2009年8月
新学術領域「重い電子系」第2回研究会
で口頭講演をしました。
2009年7月
慶應大学 物理学科談話会
で講演をしました。
国際ワークショップ"New Developments in Theory of Superconductivity"
で口頭講演をしました。
2009年5月
物質材料機構 計算材料科学セミナー
で講演をしました。
2009年4月
特定領域「スーパークリーン」A03,A04班合同研究会で
で口頭講演をしました。
yanase"at"scphys.kyoto-u.ac.jp